この記事は下記の方にお勧めです。
・耐震マットがどのようなものかを知りたい方
・耐震マットをどこに使えるかを知りたい方
・耐震マットの使い方を知りたい方
耐震マットとは
ホームセンターや百均の店で見かけることがあるけど、役に立つのかなぁ?
はじめに
ホームセンターや百均ショップなどで耐震マットを売っているのを見かけたことがある方は多いのではないでしょうか? そうです。青色や無色透明のアレです。
また、Amazonや楽天市場などのオンラインショップで「耐震マット」を検索すると、多くの種類の商品がヒットします。いろいろなサイズがあり、価格も100円程度から数千円まで幅があり、どれを選んだら良いのかを迷う方もおられることでしょう。
この記事では耐震マットの概要についてまとめます。
『耐震マット』は一般的な名称?
このブログでは『耐震マット』という名称を使用していますが、Amazonや楽天市場などで検索すると、同じような商品に『耐震ジェル』、『転倒防止粘着マット』、『耐震ジェルマット』、『防震粘着マット』、『耐震シート』、『転倒防止シート』、『耐震ゲル』などのいろいろな名称が商品名以外に付けられています。
いずれの名称も商標登録されておらず、商標権の抵触を回避するためにこれらの名称を使用しているわけではなく、単に統一された名称がないからと言えそうです。
『耐震マット』が一般的な名称かどうかを判断できませんが、このブログでは『耐震マット』をこれらの商品の代表的な名称として用いています。
耐震マットはどのようなもの?
耐震マットの写真を見ると、平べったい板状のものであることがわかります。実際に手で触れていると、柔軟で表面がベトベトしていることがわかります。この柔軟さとベトベトが家具の転倒を防ぎます。
似たような商品に両面テープがあります。両面テープは基材の両面に粘着剤を塗布したものです。
耐震マットは両面テープよりも厚く、3mm以上の厚みを持つものが多く、また、切断するとその切断面も粘着性がある商品が多いです。これは、両面テープのように表面に粘着剤を塗布しているのではなく、素材そのものに粘着性があるからです。このような素材を自己粘着性素材と言います。
切断面に粘着性がない商品は両面テープと同じく基材に粘着剤を塗布していると考えられます。
耐震マットは何を固定できる?
耐震マットはたんすや本棚などの家具、テレビ、家電、タワー型PC、プリンター、花瓶や壺などの割れやすいものの固定ができます。ただし、設置面や対象物の形状や材質によっては十分な効果が得られないことがあります。詳しくは、別記事にまとめます。
耐震マットはどうやって使う?
耐震マットは対象物の底面に貼り、床や机上に設置することにより使用します。家具などで底面の形状が正方形や長方形であれば四隅に貼るのが基本ですが、対象物の総重量が大きかったり、横長だったりする場合には貼る枚数を増やす方が効果的です。
一方、花瓶などの底面積が小さな対象物は1枚の耐震マットで固定できます。いずれにしても、バランスよく貼ることが肝要です。
詳しくは別の記事にまとめます。
耐震マットはどれも同じ?
Amazonや楽天市場などで販売されている商品を見ると、色やサイズ(大きさ、厚さ)がいろいろであることがわかります。また、仕様をよく見ると数種類の材質の商品があることがわかります。さらに、価格帯が幅広く、100円ショップで売られているものから数千円するものまであります。
それでは、性能はどれも同じなのでしょうか?
性能を公開している商品はほとんどないためデータの比較ができないのですが、耐震性能や製品寿命の観点からすると差があります。一般的には、高価な商品は性能が高く、安価な商品はそれなりの性能と考えるのが良いのかもしれません。
つまり、気休めで使うのならば安価な商品を、できるだけ地震による被害をなくしたいのであればそれなりの価格の商品を使用するのが良いのではないでしょうか。性能が低くてもある程度の転倒防止の効果があるかもしれません(例えば、震度7の揺れでは転倒するが、震度5強の揺れでは転倒しないなど)。ただし、本気で命を守るために気休めの商品を使用するのは考えものです。
耐震マットはどこで買える?
耐震マットは実店舗ではホームセンターの防災用品コーナーや家電量販店のテレビコーナー付近や百均ショップで販売されていることが多いです。また、Amazonや楽天市場などのオンラインショップや、商品の販売元の公式ショップなどでも購入できます。
まとめ
この記事をまとめます。
コメント