はじめに
日本は地震が多く発生する国であることは言うまでもありません。2000年から2009年の期間に全世界でM6.0以上の地震が1036回発生しましたが、日本で212回(約20%)発生しており、その多さは際立っています。しかし、80%は海外で発生しており、巨大地震による大きな被害も毎年のようにニュースになっています。
下図は2014年から2023年の期間に発生した震央分布図です。プレートの境界で大きな地震が多く発生していることがわかります。

この記事では、20世紀以降に日本を除く世界で発生した巨大地震や被害者が多かった地震をまとめます。
2021年以降に発生した地震
スラウェシの地震(2021年)
2021年1月15日にインドネシアの西スラウェシ州で発生した地震です。地震の規模はMw6.2で、死者が105人、行方不明者が3人、負傷者が6,489人、建物の損壊が約300棟でした。州都のマムジュでは州庁舎や病院が崩壊しました。
ケルマデック諸島の地震(2021年)
2021年3月4日にニュージーランドのケルマディック諸島沖で発生した地震です。3回の大きな地震で、13時27分にMw7.3、17時41分にMw7.4、19時28分にMw8.1でした。津波が発生しましたが大きな被害はありませんでした。
チグニック地震(2021年)
2021年7月28日にアラスカ州アリューシャン列島沖で発生した地震です。地震の規模はMw8.1でした。アラスカで小さな津波が観測されましたが被害はありませんでした。
サウスサンドウィッチ諸島の地震(2021年)
2021年8月12日に英領サウスサンドウィッチ諸島で発生した地震です。Mw7.5とMw7.9の2回の地震でした。大西洋、太平洋、インド洋の沿岸で津波が観測されましたが大きな被害はありませんでした。


ハイチ地震(2021年)
2021年8月14日にハイチで発生した地震です。地震の規模はMw7.2で、死者が2,207人、行方不明者が320 人、負傷者が12,268人、家屋の破壊が約53,000棟、家屋の損傷が約77,000棟などの被害がありました。ハイチのポルトープランス、メキシコのプエルト・モレロスとムヘーレス島で微弱な津波が観測されました。
アフガニスタン南東部の地震(2022年)
2022年6月22日にアフガニスタン南東部で発生した横ずれ断層型地震です。地震の規模はMw6.2で、死者が1,000人以上、負傷者が約3,000人でした。約70%の家屋が損壊し、死者の多くは倒壊した家屋の下敷きになったためでした。
ルソンの地震(2022年)
2022年7月27日にフィリピンのルソン島で発生した逆断層型地震です。地震の規模はMw7.0で、死者が10人でした。
瀘定地震(2022年)
2022年9月5日に中国四川省甘孜チベット族自治州濾定県で発生した地震です。地震の規模はMw6.7で、少なくとも死者が74人、負傷者が270人でした。
ニューギニア東部の地震(2022年)
2022年9月11日にパプアニューギニアで発生した地震です。地震の規模はMw7.6で、死者が12人、負傷者が42人でした。
ミチョアカン州の地震(2022年)
2022年9月19日と22日にメキシコのミチョアカン州で発生した地震です。地震の規模はそれぞれMw7.6とMw6.7で、死者がそれぞれ2人でした。津波も発生しました。
ジャワ島西部地震(2022年)
2022年11月21日にインドネシアのジャワ島のチアンジュールで発生した横ずれ断層型地震です。地震の規模はMw5.6で、死者が310人、負傷者が4,630人、家屋の損壊が58,000棟以上でした。
トルコ・シリア地震(2023年)
2023年2月6日にトルコ南東部のシリア国境付近で発生した地震です。震源地はトルコのガズィアンテプ県ヌルダウで、震源の深さは17.9kmでした。地震の規模はMw7.8で、大きな余震もありました。トルコでは死者が51,000人、負傷者が107,000人、住居を失った人が150万人で、シリアでは死者が4,500人、負傷者が10,400人、住居を失った人が530万人でした。最大震度は国際メルカリ震度のIXで、日本の気象庁の震度階では最大震度の7に相当します。
ローヤリティー諸島南東部の地震(2023年)
2023年5月19日に南太平洋のローヤリティー諸島で発生した地震です。地震の規模はMw7.7でした。また、20日にMw7.2の余震がありました。19日の地震ではレナケルで0.61mの津波を、20日の地震ではウワンヌで0.14mの津波が観測されました。
モロッコ地震(2023年)
2023年9月8日にモロッコ中部の内陸部で発生した逆断層型地震です。地震の規模はMw6.8で、死者が2,946人、負傷者が5,674人でした。土壁の家屋が多数倒壊しました。
ミンダナオの地震(2023年)
2023年12月2日にフィリピンのミンダナオ島で発生した地震です。フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界で発生した逆断層型地震でした。地震の規模はMw7.5で、死者が3人、負傷者が86人でした。津波が発生し、フィリピンのマウェス島で0.32m、八丈島八重根で0.4mでした。
甘粛省の地震(2023年)
2023年12月18日に中国の甘粛省で発生した地震です。地震の規模はMw5.9で、死者が151人、負傷者が781人でした。
台湾東部沖地震(2024年)
2024年4月3日に台湾の東部沖で発生した逆断層型地震です。地震の規模はMw7.4で、死者が18人、負傷者1,163人でした。震源に近い花蓮市街地では高層ビルが傾いたり倒壊するなどで452棟の建物が損壊し、1,900世帯以上の家屋が解体や修繕が必要な状況になりました。また、太魯閣渓谷では大規模な地滑りや落石が発生し、一時数百人が孤立状態になりました。さらに、100cmの津波が観測されました。
まとめ
この記事をまとめます。
この記事は下記を参考にして作成しました。
気象庁ホームページ
内閣府防災情報のページ
気象庁ホームページ
海外消防情報センターホームページ
気象庁ホームページ
気象庁ホームページ
日本赤十字社ホームページ
気象庁ホームページ
気象庁ホームページ
気象庁ホームページ
全国福祉協議会ホームページ
気象庁ホームページ
アジア防災センターホームページ
JAMSTEC BASE
気象庁ホームページ
気象庁ホームページ
気象庁ホームページ
日本赤十字社ホームページ
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