はじめに
顕著な災害を起こした自然現象(火山、地震、気象)に対して気象庁は名称を定めています。例えば、火山現象では「平成3年(1991年)雲仙岳噴火」、地震現象では「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」、気象現象では「令和2年7月豪雨」があります。
名称を定める目的としては、災害発生後の応急・復旧活動の円滑化や、その災害における経験や貴重な教訓を後世に伝承することを挙げられます。
火山現象の場合、相当の人的被害などの顕著な被害が発生した場合や、長期間にわたる避難生活等の影響があった場合に名称が定められます。
この記事では、「平成26年御嶽山噴火」についてまとめます。
概要
御嶽山は長野県木曽郡木曽町、王滝村、岐阜県下呂市、高山市にまたがる乗鞍火山列の南端に位置する標高が3,067mの複合成層火山で、 火山としては富士山に続く標高です。有史以降では1979年、1991年、2007年に噴火しました。
平成26年(2014年)の噴火は9月27日に突然発生し、火砕流もありました。また、1km程度の範囲に大きな噴石が飛散し、登山者など死者が58人、行方不明者が5人、負傷者が61人という戦後最悪の火山災害となり、「平成26年御嶽山噴火」と名付けられました。


火山活動の詳細
発生時期
2014年9月27日(噴火)
発生場所
御嶽山(長野県木曽郡木曽町、王滝村、岐阜県下呂市、高山市)
火山活動と災害対応の推移
| 発生年月日 | 時刻 | 内容 |
| 2014年9月27日 | 11:41 | 火山性微動が発生 |
| 2014年9月27日 | 11:52 | 剣ヶ峰の南西側で噴火(水蒸気爆発) |
| 2014年9月27日 | 12:36 | 噴火警戒レベルをレベル1(平常)からレベル3(入山規制)へと引き上げ 1km程度の範囲に大きな噴石が飛散 火砕流が発生して火口南西側の地獄谷を約3km程度流下し、火口北西側の尺ナンゾ谷にも流れ下る |
| 2014年11月下旬以降 | 火山性微動は観測されず | |
| 2015年6月 | 噴火警戒レベルがレベル3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げ |
被害状況
人的被害
死者:58人
行方不明者:5人
負傷者:61人
家屋の被害
なし
まとめ
平成26年御嶽山噴火についてまとめます。




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