この記事は下記の方にお勧めです。
・災害時の飲料水の確保に不安を感じている方
・備蓄品の保管スペースが狭く、ペットボトルの飲料水を大量に保管できない方
・キャンプやハイキングなどのアウトドアが好きな方
はじめに
大地震が発生すると電気、水道、ガスなどのライフラインは大きなダメージを受けます。下表は阪神・淡路大震災と東日本大震災後のライフラインの復旧期間をまとめたものです。阪神・淡路大震災や東日本大震災では水道の90%の復旧に約1ヶ月要したことがわかります。
阪神・淡路大震災 (1995年1月17日) | 東日本大震災 (2011年3月11日) | |
電気 | 2日 | 6日 |
水道 | 37日 | 24日 |
ガス | 61日 | 34日 |
また、今後発生することが予測されている南海トラフ巨大地震では、発生直後の断水人口が2600万人〜3400万人で、水道が95%復旧するまでに東海で6~7週間、近畿で2~4週間、山陽で1~4週間、四国で6~8週間、九州で5~6週間と予測されています(引用:日本水道協会ホームページ)。
もちろん、何週間も水を入手できないわけではなく、給水車による供給があるでしょう。しかし、被害が大きく、土砂崩れや地割れなどで道路が寸断されると給水車が来られず、飲料水が供給されるまでの期間が長くなる恐れがあります。
農林水産省によると、飲料用と調理用で1人当たり1日3リットルの水が必要で、少なくとも3日分、できれば7日分の備蓄が必要と言われています。例えば、4人家族だと3日分で36リットル(2リットルのペットボトルで18本分:6本入り段ボールで3箱)、7日分で84リットル(2リットルのペットボトルで42本分:6本入り段ボールで7箱)が必要になります。筆者のように都市部のマンションやアパートの住民は、これだけの量の水を備蓄するスペースを確保するのは困難です。

Greeshow 電動携帯浄水器 GS-2809 で飲料水の確保をしよう
Greeshow 電動携帯浄水器 GS-2809 とは
Greeshow 電動携帯浄水器 GS-2809は、河川や湖の水、湧水、雨水などをその場で飲料水に変えることができ、災害時やアウトドアで大活躍する商品です。
浄水ポンプは内蔵バッテリーによる電動だけではなく、手動でも動作します。
また、内蔵バッテリーは電動ポンプを作動させるだけではなく、本体内蔵の非常用LEDライトを点灯させたり、USB接続でスマホの充電ができたりします。
さらに、内蔵バッテリーの充電はUSB接続だけではなく、内蔵ソーラパネルでもでき、電源がない場所や停電時でも充電可能です。
つまり、災害時に必要な「水」、「光」、「電源」をこれ1台で確保できます。
まさに痒い所に手が届く商品で、災害時だけではなく、アウトドア活動でも役に立ちます。
Greeshow 電動携帯浄水器 GS-2809 の特長
5段階浄化システム
Greeshow 電動携帯浄水器 GS-2809は、5段階浄化システムにより浄水を作ります。
つまり、0.01μmの超微細フィルターを中核にした中空糸膜を含む5段階浄化システムにより、99.9999%の不純物・細菌・エキノコックスを除去し、災害時やアウトドアでも「安全な水」を確保できます。
カートリッジの交換が可能
1本のカートリッジで1000リットルの浄水ができます(原水の汚染度合いにより変動します)。
4人家族に必要な一週間の備蓄水は84リットルなので、GS-2809が1台あれば余裕です。
もちろんカートリッジは交換可能で、本体は繰り返し使用できます。交換用カートリッジはAmazonや楽天市場で単品購入できます。
簡単操作で浄水ができる
本体に入口と出口のチューブを接続したらスイッチを押すだけ。高容量バッテリーで連続して浄水を作れます。
バッテリー切れの時には手動ポンプで
連続使用やうっかりの充電忘れでバッテリーが切れても、手動ポンプで浄水を作れます。
GS-2809は「ただの箱」にはなりません!
スマホの充電にも
USB接続でスマホの充電ができます。
バッテリー容量は2800mAhで、停電時のスマホ充電にも役立ちます。
非常用LEDライト搭載
内蔵バッテリーへの充電は2WAY
コンパクトで携帯しやすい
本体と付属品は収納ケースに入れて持ち運べます。収納ケースのサイズは 約21cm×15cm×10cmで、全重量は784gです。
防災バッグに入れて持ち歩けるのではないでしょうか。
Greeshow 電動携帯浄水器 GS-2809 のスペック
※1 水道水を基準に測定したもので、使用環境によって異なる場合があります
※2 原水の水質によっては浄水カートリッジの寿命に影響を及ぼす場合があります。水質が劣るほど、カートリッジの交換が必要になる頻度が高くなります。
信頼性の保証
Greeshow 電動携帯浄水器 GS-2809 を使ってみた
幸いなことに被災していないので、家の中で使ってみました。
開封の儀
商品の到着
商品は段ボール箱で届きました。段ボールのサイズは 27.5cm×17.8cm×12.5cmで、中には商品の箱とクッション材が入っていました。
商品の外箱
商品の外箱のサイズは 15.5cm×10.8cm×21.0cmで、重さは889gでした。外箱には商品のイラスト、用途、仕様、特長などが記載されていました。
商品の外箱の中には
商品の外箱いっぱいのサイズの収納ケースが入っていました。内容物込みの収納ケースの重さは 784gで、これがこの商品を携帯するときの重さになります。
収納ケースの中には
本体(袋入り)、付属品の入った小箱、取扱説明書他の紙類が入っていました。小箱の中にはチャック袋に入った付属品一式が入っていました。
小箱の中には
チャック袋に入れられたUSBケーブル(TypeA – TypeC)、吐水用ホース、吸水用ホース、外付けフィルター、ホース用クリップ(浄水を入れる容器に取り付けてホースを固定するために使用)、フォームフロート(外付けフィルターを水源に吊り下げるために使用)が入っていました。
商品の構成のまとめ
GS-2809は下記のもので構成されています。
本体の詳細
本体の前面にはLEDランプ、LEDランプボタン、浄水ON/OFFボタン、電池残量インジケータ(青色×4個)、ソーラー充電インジケータ(橙色×1個)、USB-Cコネクタが、上面には浄水吐出口と手動浄水用ハンドルが、左側面にはソーラーパネルが、背面下部には吸水接続口があります。
浄水製造の準備作業
準備作業は下記のステップだけで簡単にできます。被災して気が動転している時でも問題なくできるでしょう。
- 吸水用ホース(黒色)にフォームフロート(浮き)を通し、一端を外付けフィルターに差し込む(フロートの位置は原水の水源の深さに合わせて調節する)
- 吸水用ホースのもう一端を本体背面下部の吸水接続口に差し込む
- 吐水用ホース(無色透明)を本体上部の浄水吐出口に差し込む
(※吐水用ホースを取り付けずに使用することも可能) - 外付けフィルターを原水に漬け(河川や原水を入れた容器など)、吐水用ホースを浄水用容器に入れる(※吐水用ホースを取り付けずに使用することも可能)
浄水製造実験
水道水での予備実験
500mlの水道水を電動ポンプと手動ポンプで濾過してみました。電動ポンプでは約90秒で、手動ポンプでは約80秒で浄水ができました。手動ポンプだと原水容器に水がいっぱい入っている初期にはポンプを押すのに抵抗がありましたが、容器の半分くらいになると軽くなりました。右下の動画で途中からポンプを押す速度が速くなっているのはそのためです。
今回は小さなプラスチック容器を使用したため、原水が減るにつれて濾過の効率が悪くなりました。なお、十分に大きな原水容器を使用して実験すると、電動ポンプでは約68秒で、手動ポンプでは約38秒で500mlの浄水ができました。これらの秒数が実使用時に近いものになります。
汚れている水を用いての実験
微細な黒炭を混合した水道水を原水にして濾過してみました。吐出水には黒炭は見られず、目に見える異物を含まない浄水ができました。電動ポンプでは約90秒で浄水ができ、要する時間は水道水での実験とほぼ同じでした。
連続での浄水製造実験
本体のバッテリーがフル充電の状態で、電動ポンプが止まるまで連続して浄水を作り続けました。なお、原水には水道水を使用しました。
その結果、約2時間40分間浄水を作り続けられました。
上記の実験では電動ポンプでは68秒で500mlの浄水を作ることができたので、計算上、約70リットルの浄水を作ったことになります。1人当たり1日3リットルの水が必要とすると、約23人分に相当します。
一家に一台あれば必要な飲料水を余裕で作れることがわかりました。
原水と浄水に関する注意事項
どんな水からでも浄水ができるわけではありません。河川の水や湧水などは環境状況を調べた上で利用しましょう。また、浄水は長期保管できないので、必要な量だけを作るようにしましょう。
・原水の水質はカートリッジの寿命に影響します
・工業廃水や海水は原水として使用できません
・水に溶解した物質(海水の塩分、水に溶けた色素(ジュース、茶、コーラなどの飲料に含まれる色素)、医薬品や化学物質)をろ過することはできません
・40℃以上のお湯は原水として使えません
・浄水開始後1〜2分後の吐水は捨てましょう(出始めの浄水を捨てるのは家庭用浄水器でも同じですね)
・浄水は1日以内に使い切りましょう
その他の注意事項
・浄水器を使用する際は、使用前後に外付けフィルターを洗浄しましょう
・浄水中に吐水量が明らかに減った場合は、すぐに外付けフィルターと内蔵フィルターを洗浄しましょう
・カートリッジの交換時期は使用開始から6ヶ月、または、1000リットルの浄水をした時です
・本体は丸洗いできません
・本体が濡れたときは速やかに柔らかい布で拭き取りましょう。
後片付け
濾過が終了したら外付けフィルターと内蔵フィルターを洗浄します。下記の手順で簡単にできます。
- 外付けフィルターを吸水用ホースから外す
- 外付けフィルターを吐水用ホースに取り付ける
- 浄水の入った容器に吸水用ホースを漬け、電動ポンプを稼働させ、逆流させることにより洗浄する
- 内蔵フィルターを本体から取り外し、浄水の容器にフィルター部分を漬けて(吐水口は漬けない)、水中で細かく振りながら洗浄する
- フィルターを乾燥させて保管する
本体の充電をしてみた
本体のバッテリーを使い切った状態でUSB接続で充電してみました。本体のバッテリにーには付属の充電用USBケーブル(USB-C – USB-A)の他に、ACアダプター(USB-Aを接続できるもの)が必要です。ACアダプターを防災バッグに入れておくと万が一の時に安心です。
充電が始まると本体前面の青色のインジケータ(左側の4個)が点滅します。青色のインジケータが全て点灯したら充電完了です。
今回の実験では約160分でフル充電できました。なお、充電時間はACアダプターの性能によって変わります。
蓄電していない状態が長時間続くとバッテリーの寿命が短くなります。半年に1度は満充電しましょう。そうすれば、災害時に使おうとしたときにバッテリー切れになっていたという悲劇を防止できます
太陽光充電をしてみた
本体のバッテリーを使い切った状態で太陽光充電をしてみました。真夏の晴天の日に直射日光が当たる場所に約5時間放置しました。充電中には全てのインジケータ(青色×4個、橙色×1個)が点灯していました。
太陽光充電後に電動ポンプを駆動させたところ、約110分後に止まりました。USB接続でのフル充電後では約160分間駆動したことから、今回の太陽光充電実験では約70%の充電ができたことがわかりました。
一方、直射日光が当たらない場所に本体を約8時間放置した実験では、充電後の電動ポンプの駆動時間は数秒間でした。この結果から、直射日光での充電が必須であることがわかりました。
懐中電灯として使ってみた
本体前面のLEDランプボタンを押すと、ランプが点灯し、懐中電灯として使用できます。
また、LEDランプボタンを長押しするとランプが点滅し、モールス信号の「SOS」になります。
なお、バッテリーの残量が少ない状態(本体の青色のインジケータが一つだけ点灯)で懐中電灯モードにすると、18時間後も点灯していました。LEDランプは消費電力が少ないので、懐中電灯として長時間使用できそうです。
スマホを充電してみた
本体に iPhoneを接続し充電してみました。スマホの充電にはUSB-C とスマホに合ったUSBコネクタのケーブルが必要です。筆者の iPhoneは旧型のため USB-C – Lightning ケーブルが必要でした。緊急時にケーブルがないと本体を使用してのスマホ充電ができないので、必要なケーブルを収納ケースか防災バッグに入れておくのが良さそうです。
充電の速度は速くありませんが、本体を使用してスマホの充電ができました。バッテリーの容量が2800mAh@3.7V なので、最近の機種のスマホのフル充電はできませんが、災害時の情報収集や緊急連絡を行うのには十分ではないでしょうか。
Greeshow 電動携帯浄水器 GS-2809 は平時にも活用できる優れもの
防災用品は被災した時のみに使用するものが多いですが、GS-2809は平時にも活用できます。
キャンプでの水の確保や、ハイキングや登山での道中で見つけたそのままでは飲めない湧水の濾過にも使えます。美味しい水でコーヒーを淹れられるので、気分も上々になることでしょう。
また、懐中電灯機能はキャンプや車中泊でも活躍します。
アウトドア好きな人にもおすすめの商品です。
Greeshow 電動携帯浄水器 GS-2809 をおすすめする人
Greeshow 電動携帯浄水器 GS-2809 の購入方法
Greeshow 電動携帯浄水器 GS-2809は、公式サイト、Amazon、楽天市場、Qoo10で購入することができます。
公式サイトからの購入ではクーポンコードを入力することにより 2000円OFF になります!!
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この機会に購入を検討してみたらいかがでしょう。
まとめ
この記事をまとめます。
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