はじめに
天気予報やニュースで「台風の上陸」や「台風の接近」というワードを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
「台風の上陸」は、台風の中心が完全に本土(北海道、本州、四国、九州の4島)の陸上に達したことを言います。なお、台風の中心が小さい島や小さい半島を横切って短時間で再び海上に出る場合は、「台風の上陸」ではなく、「台風の通過」と言います。
一方、「台風の接近」は、台風の中心が、ある地点から300km以内に入ることを言い、「日本本土への接近」と言う場合は、北海道・本州・四国・九州のいずれかへの接近を指します。
年間の台風の平年値(1991年~2020年の30年平均)は、発生数が25.1個、接近数が11.7個、上陸数が3.0個です。
この記事では1996年〜2000年に日本の上陸もしくは接近した台風についてまとめます。

日本に上陸・接近した台風 1996年
1996年は台風の発生数が26個、接近数が8個、上陸数が2個でした。
1996年 台風第6号(上陸)
1996年の台風第6号は、7月14日15時に発生し、7月19日15時に消滅しました。最低気圧は940hPaで、最大風速は45m/sでした。
この台風は7月18日に中型で強い勢力で屋久島付近を通過し、勢力を維持したまま薩摩半島南部に上陸しました。その後、九州を縦断して19日に瀬戸内海に進み、瀬戸内海西部で弱い熱帯低気圧に変わりました。そして、20日に近畿、東海地方を通過し、21日には関東南岸から関東の東海上に進み、24日に温帯低気圧に変わりました。
九州南部で強風・大雨による被害があり、負傷者が21人、住家の全壊が2棟、半壊が16棟、一部破損が3,301棟、床上浸水が78棟、床下浸水が180棟でした。

1996年 台風第12号(上陸)
1996年の台風第12号は、8月6日3時に発生し、8月16日9時に消滅しました。最低気圧は955hPaで、最大風速は40m/sでした。
この台風は8月12日に沖縄本島の南東の海上において大型で強い勢力となり、沖縄県中部を通過し、14日に大型で強い勢力を維持して熊本市付近に上陸、山口県徳山市付近に再上陸しました。そして、日本海に進み、佐渡島を通過し、大型で並みの強さの勢力で新潟県村上市付近に再上陸し、東北南部を通過して三陸沖に進み、北海道の東海上で温帯低気圧に変わりました。
西日本を中心に強風・大雨による被害があり、また、瀬戸内海の東部では高潮による浸水があり、負傷者が43人、住家の全壊が9棟、半壊が46棟、一部破損が5,793棟、床上浸水が50棟、床下浸水が1,312棟の被害がありました。

1996年 台風第3号(接近)
1996年の台風第3号は、5月10日15時に発生し、5月19日9時に消滅しました。最低気圧は930hPaで、最大風速は50m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1996年 台風第4号(接近)
1996年の台風第4号は、5月20日21時に発生し、5月24日3時に消滅しました。最低気圧は994hPaで、最大風速は20m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1996年 台風第5号(接近)
1996年の台風第5号は、7月6日21時に発生し、7月12日15時に消滅しました。最低気圧は970hPaで、最大風速は35m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1996年 台風第9号(接近)
1996年の台風第9号は、7月24日9時に発生し、8月2日15時に消滅しました。最低気圧は925hPaで、最大風速は50m/sでした。
この台風は、7月31日に超大型で非常に強い勢力を維持して西表島付近を通過したため暴風雨になり、住家の全壊が1棟、半壊が18棟、床下浸水が3棟の被害がありました。

1996年 台風第17号(接近)
1996年の台風第17号は、9月13日9時に発生し、9月23日21時に消滅しました。最低気圧は935hPaで、最大風速は45m/sでした。
この台風により東海から東北南部の太平洋側で大雨・強風による被害があり、死者・行方不明者が3人、負傷者が9人、住家の全壊が3棟、半壊が9棟、一部破損が431棟、床上浸水が117棟、床下浸水が791棟でした。

1996年 台風第20号(接近)
1996年の台風第20号は、9月23日12時に発生し、10月1日21時に消滅しました。最低気圧は935hPaで、最大風速は45m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1996年 台風第21号(接近)
1996年の台風第21号は、9月25日9時に発生し、10月4日3時に消滅しました。最低気圧は950hPaで、最大風速は40m/sでした。
この台風により沖縄と九州南部で暴風雨になり、住家の一部破損が28棟、床下浸水が60棟の被害がありました。

1996年 台風第24号(接近)
1996年の台風第24号は、11月6日3時に発生し、11月13日21時に消滅しました。最低気圧は930hPaで、最大風速は45m/sでした。
この台風により沖縄と奄美で暴風雨になり、鹿児島県で住家の一部破損が1棟の被害がありました。

日本に上陸・接近した台風 1997年
1997年は台風の発生数が28個、接近数が11個、上陸数が4個でした。
1997年 台風第7号(上陸)
1997年の台風第7号は、6月16日9時に発生し、6月21日9時に消滅しました。最低気圧は960hPaで、最大風速は40m/sでした。
この台風は6月17日には大型で強い勢力になり、勢力を保ちながら18日から19日にかけて南大東島の東海上を北上し、20日には紀伊半島東岸を通過、中型で並みの勢力で愛知県に上陸しました。そして、東日本から東北地方南部にかけて通過し、三陸沖に抜けました。
九州の東や四国で大雨になり、負傷者が10人、住家の一部破損が27棟、床上浸水が1棟、床下浸水が42棟の被害がありました。

1997年 台風第8号(上陸)
1997年の台風第8号は、6月24日15時に発生し、6月29日6時に消滅しました。最低気圧は970hPaで、最大風速は35m/sでした。
この台風は6月28日に大型で並みの強さの勢力で九州北部西岸に上陸し、九州北部を横切り、瀬戸内海を通り岡山県に再上陸しました。そして、近畿地方北部から関東地方北部を通り、29日に三陸沖へ抜けて温帯低気圧になりました。
九州の東や四国で大雨になり、死者・行方不明者が1人、負傷者が4人、住家の半壊が1棟、一部破損が38棟、床上浸水が4棟、床下浸水が120棟の被害がありました。

1997年 台風第9号(上陸)
1997年の台風第9号は、7月20日9時に発生し、7月28日6時に消滅しました。最低気圧は920hPaで、最大風速は50m/sでした。
この台風は7月26日に中型で強い勢力で徳島県阿南市付近に上陸し、播磨灘を通り、岡山県備前市付近に再上陸し、向きを北西に変えて中国地方を横断て27日には山陰沖にほぼ停滞しました。28日に同海域で弱い熱帯低気圧となって東に進み、28日から29日にかけて北陸地方西部から東海地方へ南下して東海沖へ進み、31日に紀伊半島の南海上で消滅しました。
近畿地方を中心に大雨の被害があり、負傷者が24人、住家の全壊が9棟、半壊が3棟、一部破損が83棟、床上浸水が210棟、床下浸水が1,422棟でした。

1997年 台風第19号(上陸)
1997年の台風第19号は、9月4日9時に発生し、9月17日6時に消滅しました。最低気圧は915hPaで、最大風速は50m/sでした。
この台風は9月16日に大型で強い勢力で鹿児島県枕崎市付近に上陸し、九州を縦断して瀬戸内海に進み、17日に中型で弱い勢力で岡山県倉敷市付近に再上陸しました。そして、若狭湾に進み、温帯低気圧に変わった後に能登半島、津軽半島、北海道南部を進みました。
西日本の広い範囲で大雨・強風による被害があり、死者・行方不明者が10人、負傷者が26人、住家の全壊が35棟、半壊が39棟、一部破損が1,194棟、床上浸水が4,010棟、床下浸水が13,535棟でした。

1997年 台風第1号(接近)
1997年の台風第1号は、4月13日9時に発生し、4月24日3時に消滅しました。最低気圧は940hPaで、最大風速は45m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1997年 台風第4号(接近)
1997年の台風第4号は、5月28日9時に発生し、5月29日18時に消滅しました。最低気圧は992hPaで、最大風速は20m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1997年 台風第6号(接近)
1997年の台風第6号は、6月8日9時に発生し、6月14日21時に消滅しました。最低気圧は930hPaで、最大風速は50m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1997年 台風第11号(接近)
1997年の台風第11号は、7月31日15時に発生し、8月9日18時に消滅しました。最低気圧は955hPaで、最大風速は40m/sでした。
この台風により沖縄で暴風雨になり、また、九州の西側や北海道で大雨になり、負傷者が1人、住家の半壊が2棟、一部破損が4棟の被害がありました。

1997年 台風第13号(接近)
1997年の台風第13号は、8月9日21時に発生し、8月20日9時に消滅しました。最低気圧は915hPaで、最大風速は50m/sでした。
この台風により沖縄と九州南部で暴風雨になり、負傷者が3人、住家の半壊が2棟、一部破損が60棟、床上浸水が1棟、床下浸水が11棟の被害がありました。

1997年 台風第16号(接近)
1997年の台風第16号は、8月22日9時に発生し、8月30日6時に消滅しました。最低気圧は950hPaで、最大風速は40m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1997年 台風第18号(接近)
1997年の台風第18号は、8月29日21時に発生し、9月5日3時に消滅しました。最低気圧は940hPaで、最大風速は45m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1997年 台風第20号(接近)
1997年の台風第20号は、9月13日3時に発生し、9月20日3時に消滅しました。最低気圧は945hPaで、最大風速は45m/sでした。
この台風により関東地方沿岸で暴風雨になり、茨城県で床下浸水が1棟の被害がありました。

1997年 台風第23号(接近)
1997年の台風第23号は、10月14日12時に発生し、10月25日15時に消滅しました。最低気圧は905hPaで、最大風速は55m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1997年 台風第24号(接近)
1997年の台風第24号は、10月14日21時に発生し、10月24日15時に消滅しました。最低気圧は905hPaで、最大風速は55m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1997年 台風第25号(接近)
1997年の台風第25号は、10月29日21時に発生し、11月8日12時に消滅しました。最低気圧は910hPaで、最大風速は55m/sでした。
高波による被害があり、高知県で死者・行方不明者が1人、負傷者が1人でした。

日本に上陸・接近した台風 1998年
1998年は台風の発生数が16個、接近数が4個、上陸数が4個でした。
1998年 台風第5号(上陸)
1998年の台風第5号は、9月14日3時に発生し、9月16日21時に消滅しました。最低気圧は965hPaで、最大風速は30m/sでした。
この台風は9月14日に父島の西の海上で大型で並みの強さの勢力になり、15日に紀伊半島の南海上へ進み、静岡県御前崎付近に上陸しました。そして、関東を通って東北、日高沖へ進み、釧路市付近に再上陸しました。
東海から北海道の広い範囲で強風・大雨による被害があり、死者・行方不明者が6人、負傷者が47人、住家の全壊が6棟、半壊が14棟、一部破損が542棟、床上浸水が1,177棟、床下浸水が4,412棟でした。

1998年 台風第7号(上陸)
1998年の台風第7号は、9月17日21時に発生し、9月23日9時に消滅しました。最低気圧は960hPaで、最大風速は40m/sでした。
この台風は9月22日に和歌山県御坊市付近に上陸し、近畿地方を通って富山湾へ進み、中型で並みの強さの勢力で山形県鶴岡付近に再上陸しました。そして、東北地方を通って23日に北海道の南海上へ進み、北海道の東海上で温帯低気圧に変わりました。
近畿・東海・北陸を中心に強風・大雨による被害があり、死者・行方不明者が18人、負傷者が569人、住家の全壊が85棟、半壊が771棟、一部破損が20,276棟、床上浸水が1,565棟、床下浸水が7,113棟でした(台風第8号による被害を含む)。

1998年 台風第8号(上陸)
1998年の台風第8号は、9月20日15時に発生し、9月21日21時に消滅しました。最低気圧は994hPaで、最大風速は23m/sでした。
この台風は9月21日に小型で弱い勢力で和歌山県田辺市付近に上陸し、紀伊半島を北上して滋賀県北部で弱い熱帯低気圧になりました。その後、富山湾へ進み、北日本付近で消滅しました。
近畿・東海・北陸を中心に強風・大雨による被害があり、死者・行方不明者が18人、負傷者が569人、住家の全壊が85棟、半壊が771棟、一部破損が20,276棟、床上浸水が1,565棟、床下浸水が7,113棟でした(台風第7号による被害を含む)。

1998年 台風第10号(上陸)
1998年の台風第10号は、10月11日3時に発生し、10月18日9時に消滅しました。最低気圧は900hPaで、最大風速は55m/sでした。
この台風は10月17日に中型で並みの強さで鹿児島県枕崎市付近に上陸し、九州南部から日向灘へ進み、中型で並みの強さで高知県宿毛市付近に再上陸し、四国を通過しました。そして、18日に岡山県玉野市付近に再上陸し、中国地方東部を通過して日本海を北東へ進み、日本海北部の津軽半島沖で温帯低気圧に変わりました。
九州から中部・北陸地方の広い範囲で強風・大雨による被害があり、死者・行方不明者が14人、負傷者が63人、住家の全壊が35棟、半壊が31棟、一部破損が588棟、床上浸水が3,432棟、床下浸水が8,998棟でした。

1998年 台風第2号(接近)
1998年の台風第2号は、8月3日9時に発生し、8月5日15時に消滅しました。最低気圧は970hPaで、最大風速は35m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1998年 台風第4号(接近)
1998年の台風第4号は、8月25日9時に発生し、9月7日9時に消滅しました。最低気圧は955hPaで、最大風速は40m/sでした。
この台風は前線に影響を与え、東海から北海道にかけての広い範囲で大雨による被害があり、死者・行方不明者が25人、負傷者が55人、住家の全壊が84棟、一部破損が346棟、床上浸水が3,510棟、床下浸水が10,399棟でした。

1998年 台風第6号(接近)
1998年の台風第6号は、9月16日15時に発生し、9月20日9時に消滅しました。最低気圧は955hPaで、最大風速は40m/sでした。
この台風により鹿児島県と宮崎県で被害があり、負傷者が9人、住家の半壊が1棟、一部破損が80棟、床下浸水が5棟でした。

1998年 台風第9号(接近)
1998年の台風第9号は、9月28日9時に発生し、9月30日18時に消滅しました。最低気圧は965hPaで、最大風速は35m/sでした。
台風からの湿った空気の影響で四国から東海の広い範囲で大雨による被害があり、死者・行方不明者が7人、負傷者が13人、住家の全壊が30棟、半壊が24棟、一部破損が102棟、床上浸水が13,861棟、床下浸水が12,120棟でした。

日本に上陸・接近した台風 1999年
1999年は台風の発生数が22個、接近数が9個、上陸数が2個でした。
1999年 台風第16号(上陸)
1999年の台風第16号は、9月14日15時に発生し、9月15日15時に消滅しました。最低気圧は985hPaで、最大風速は23m/sでした。
この台風は9月14日には種子島の東海上を北上し、ごく小さく弱い勢力で宮崎県都井岬付近に上陸して九州東岸付近を北上しました。そして、15日に愛媛県宇和島付近に再上陸し、四国を東北東へ進み、兵庫県明石市付近に再上陸し、近畿地方を通って中部地方へ進み、長野県飯田市付近で弱い熱帯低気圧になりました。この熱帯低気圧は関東北部へ進み、東北地方南部の太平洋沖で温帯低気圧に変わりました。
台風が日本を縦断したため九州から東北の広い範囲で強風・大雨による被害があり、死者・行方不明者が9人、負傷者が12人、住家の全壊が12棟、半壊が18棟、一部破損が31棟、床上浸水が248棟、床下浸水が2,049棟でした。

1999年 台風第18号(上陸)
1999年の台風第18号は、9月19日9時に発生し、9月25日12時に消滅しました。最低気圧は930hPaで、最大風速は45m/sでした。
この台風は9月22日9時に沖縄本島の南西の海上にて大型で非常に強い勢力となり、東シナ海を北北東へ進み、24日に天草下島を通過し、中型で強い勢力で熊本県北部に上陸しました。そして、九州北部を通って周防灘へ進み、勢力を維持したまま山口県宇部市付近に再上陸し、中国地方西部を通って日本海へ抜け、25日に中型で並みの強さで北海道の渡島半島付近に再上陸しました。その後、北海道の西岸を北東へ進んで天塩町付近に再上陸し、網走沖で温帯低気圧に変わりました。
九州から中部地方にかけての広い範囲で強風・大雨による被害があり、特に熊本県八代海で高潮による甚大な被害がありました。死者・行方不明者が30人、負傷者が1,144人、住家の全壊が333棟、半壊が3,024棟、一部破損が86,112棟、床上浸水が5,366棟、床下浸水が13,175棟でした。

1999年 台風第1号(接近)
1999年の台風第1号は、4月23日21時に発生し、4月28日21時に消滅しました。最低気圧は980hPaで、最大風速は30m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1999年 台風第4号(接近)
1999年の台風第4号は、7月17日3時に発生し、7月18日9時に消滅しました。最低気圧は996hPaで、最大風速は18m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1999年 台風第5号(接近)
1999年の台風第5号は、7月25日15時に発生し、7月28日3時に消滅しました。最低気圧は980hPaで、最大風速は25m/sでした。
この台風により九州・四国で大雨による被害があり、負傷者が3人、住家の全壊が1棟、半壊が1棟、一部破損が24棟、床上浸水が16棟、床下浸水が191棟でした。

1999年 台風第7号(接近)
1999年の台風第7号は、7月30日9時に発生し、8月4日3時に消滅しました。最低気圧は970hPaで、最大風速は35m/sでした。
この台風により九州・四国で大雨による被害があり、死者・行方不明者が1人、床上浸水が8棟、床下浸水が116棟でした。

1999年 台風第8号(接近)
1999年の台風第8号は、8月4日21時に発生し、8月7日12時に消滅しました。最低気圧は980hPaで、最大風速は23m/sでした。
この台風により九州から東海の太平洋側の広い範囲で大雨になり、住家の全壊が3棟、一部破損が1棟、床上浸水が7棟、床下浸水が48棟の被害がありました。

1999年 台風第9号(接近)
1999年の台風第9号は、8月8日3時に発生し、8月8日18時に消滅した短寿命の台風でした。最低気圧は992hPaで、最大風速は18m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1999年 台風第13号(接近)
1999年の台風第13号は、8月25日15時に発生し、8月27日15時に消滅しました。最低気圧は994hPaで、最大風速は25m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1999年 台風第17号(接近)
1999年の台風第17号は、9月16日9時に発生し、9月20日3時に消滅しました。最低気圧は985hPaで、最大風速は25m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

1999年 台風第22号(接近)
1999年の台風第22号は、11月14日15時に発生し、11月16日21時に消滅しました。最低気圧は980hPaで、最大風速は25m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

日本に上陸・接近した台風 2000年
2000年は台風の発生数が23個、接近数が15個、上陸数が0個でした。
2000年 台風第1号(接近)
2000年の台風第1号は、5月7日9時に発生し、5月12日21時に消滅しました。最低気圧は930hPaで、最大風速は45m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

2000年 台風第2号(接近)
2000年の台風第2号は、5月19日9時に発生し、5月20日15時に消滅しました。最低気圧は990hPaで、最大風速は23m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

2000年 台風第3号(接近)
2000年の台風第3号は、7月3日15時に発生し、7月9日6時に消滅しました。最低気圧は940hPaで、最大風速は45m/sでした。
この台風により関東から東北の太平洋側で大雨による被害があり、負傷者が8人、住家の全壊が3棟、一部破損が7棟、床上浸水が425棟、床下浸水が1,163棟でした。

2000年 台風第4号(接近)
2000年の台風第4号は、7月6日3時に発生し、7月11日3時に消滅しました。最低気圧は960hPaで、最大風速は40m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

2000年 台風第5号(接近)
2000年の台風第5号は、7月19日9時に発生し、7月22日3時に消滅しました。最低気圧は992hPaで、最大風速は20m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

2000年 台風第6号(接近)
2000年の台風第6号は、7月26日3時に発生し、7月31日9時に消滅しました。最低気圧は980hPaで、最大風速は25m/sでした。
この台風は7月26日に沖縄の東の海上に達し、28日に奄美大島と徳之島の間を通過し、30日に九州の西の海上を通って朝鮮半島東岸で熱帯低気圧になりました。
九州と四国の太平洋側などで大雨になり、鹿児島県で住家の一部破損が2棟、床下浸水が17棟の被害がありました。

2000年 台風第8号(接近)
2000年の台風第8号は、8月1日21時に発生し、8月11日3時に消滅しました。最低気圧は940hPaで、最大風速は45m/sでした。
この台風により沖縄と奄美で暴風雨になり、住家の全壊が5棟、半壊が41棟、一部破損が385棟、床下浸水が1棟の被害がありました。

2000年 台風第9号(接近)
2000年の台風第9号は、8月10日3時に発生し、8月18日21時に消滅しました。最低気圧は975hPaで、最大風速は35m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

2000年 台風第10号(接近)
2000年の台風第10号は、8月19日15時に発生し、8月23日21時に消滅しました。最低気圧は920hPaで、最大風速は55m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

2000年 台風第12号(接近)
2000年の台風第12号は、8月27日3時に発生し、9月1日21時に消滅しました。最低気圧は965hPaで、最大風速は35m/sでした。
この台風により高知県・新潟県・北海道などで被害があり、床上浸水が8棟、床下浸水が68棟でした。

2000年 台風第14号(接近)
2000年の台風第14号は、9月12日21時に発生し、9月16日15時に消滅しました。最低気圧は925hPaで、最大風速は50m/sでした。
台風からの湿った空気の影響で東海地方を中心に大雨による被害があり、死者・行方不明者が12人、負傷者が118人、住家の全壊が30棟、半壊が176棟、一部破損が185棟、床上浸水が22,885棟、床下浸水が46,342棟でした。
名古屋市及び周辺の市町村で多数の浸水害が発生し、東海豪雨と名付けられています。

2000年 台風第15号(接近)
2000年の台風第15号は、9月7日3時に発生し、9月11日9時に消滅しました。最低気圧は988hPaで、最大風速は23m/sでした。
この台風により沖縄で暴風雨になり、沖縄県で死者・行方不明者が2人、負傷者が1人の被害がありました。

2000年 台風第17号(接近)
2000年の台風第17号は、9月15日12時に発生し、9月18日15時に消滅しました。最低気圧は980hPaで、最大風速は30m/sでした。
この台風による日本での被害はありませんでした。

2000年 台風第19号(接近)
2000年の台風第19号は、10月22日9時に発生し、10月27日9時に消滅しました。最低気圧は965hPaで、最大風速は35m/sでした。
この台風により沖縄で暴風雨になり、沖縄県で住家の半壊が4棟の被害がありました。

2000年 台風第20号(接近)
2000年の台風第20号は、10月26日15時に発生し、11月1日21時に消滅しました。最低気圧は960hPaで、最大風速は40m/sでした。
ここの台風による日本での被害はありませんでした。

まとめ
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この記事は下記を参考にして作成しました。
気象庁ホームページ
気象庁ホームページ
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防災科研ホームページ
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